1. 基本ルール

ボウリングは10フレームで構成されるゲームです。1フレームでは最大2回まで投げられ、 倒したピンの本数を合計してスコアが決まります。 10本すべてを1投目で倒すと「ストライク」、2投目で全て倒すと「スペア」と呼びます。

ストライクは10点に加えて次の2投分の倒したピン数が加算されます。 スペアは10点に次の1投分の倒したピン数が加算されます。 連続ストライクを出すほど得点が一気に伸びます。 全てのフレームでストライクを取ると300点となり、これをパーフェクトゲームと呼びます。

1 2 3 4 5 6 5 3 X X X 7 / 9 0 8 38 68 95 115 124 実際のスコア表形式。上段は1・2投目、下段は累計スコアです。

“X” はストライク、“/” はスペア。スコアは1フレームごとの累計例です。

● ケース別のスコア計算例

① 通常(ストライク・スペアなし)

例:5 + 3 → 合計8ピン。このフレームのスコアは「8点」で確定します。

② スペア(“/”)を取った場合

例:7 / → このフレームのスコアは「10点+次の1投分のピン数」。
次の投球で8ピン倒したら「10+8=18点」になります。

③ ストライク(“X”)を取った場合

例:X → このフレームのスコアは「10点+次の2投分のピン数」。
次に7と2を倒したら「10+7+2=19点」となります。

④ 連続ストライクの場合

ストライクが続くと加点が連鎖します。
例:X → X → X の場合、最初のXは「10+10+10=30点」。
2つ目のXは「10+10+7(仮)=27点」となり、得点が大きく伸びます。

⑤ 10フレーム目の特殊ルール

10フレーム目はストライク・スペアを取ると追加投球が許可されます。
ストライクなら最大3投、スペアなら2投が可能。
例:X → X → X なら合計で「30点」となります。

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